今回の記事は、子育ての本について。
育児記録でもお伝えした通り、しゅうの発達障害がわかってから、本だけはいっぱい読んできた自負があります(笑)。
そんな私のお勧めの本を、何回かに分けてご紹介していきます。
素人の視点で、わかりやすくて実際に役立った本だけにしぼっているので、是非読んでみて下さい!
《目次》
本を選ぶときのポイント
発達障害について書かれた本って、たくさんあります。
よくあるのが、
「<学齢期>…学習障害が出たり、いじめにあったり、不登校になったりする場合があって…
<就職してから>不注意によるミスや、人間関係でもつまづくので長続きせず、職を転々とする…」
みたいな、困ったことをただ羅列している本…
確かに。そういう困ったことがありがちだし、気を付けないといけない…ってのは解ります。
だけど、そういう特徴の紹介に終始している本を読んでも、不安になるだけ。
もちろん、特徴は知っておかないといけないけど。
じゃあ、どうすれば?
が結局わからない。
どうせ本を買うなら、最初は、
①発達障害があっても無くても役立つ、大事な考え方が身につく本
それから、
②自分でも簡単にできそうな子育て実践法が書かれている本
がおすすめです。
今回は ①から2冊、②から1冊ご紹介します。
小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て
小児科医、高橋孝雄先生の本。
遺伝子の観点から、素質は生まれながらにある程度決まっていること、温かく見守り、信じる子育ての大切さが語られていて、子育てに関する不安・焦りが消え、読んでいて楽になります。
著者は、発達障害の子供を長年診てこられた方ではありますが、この本は発達障害の有無を問わず、「これでいいのか」と不安になったり、ついつい頑張りすぎてしまう親御さんにおすすめです。
「育てにくい子」と感じたときに読む本
児童精神科医、佐々木正美先生の本。
こちらも、発達障害の有無を問わず参考になる本。
Q&A形式で、色々な段階の悩みに寄り添う内容になっています。
「子供がのぞむことをかなえてあげることの大切さ」、「可愛がるからいい子になる」、「いい子とは親の言う事を聞く子ではない」等々…ずっと心に留めておきたい言葉が随所に散りばめられていて、読んでいてきっと心に響くはず。心が温かくなります。
佐々木先生の本、大好きなので、またほかの記事でもご紹介します。
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ
この手の本、色々実践例が書かれているのはよいのですが、難しくて取り入れられなかったり、日常生活の中ではちょっと…と言うものが多いのです。
ですが、この本は親にも子にも優しい。取り入れやすい内容です。発達障害を持つ子供に対する基本的な接し方がわかる上に、心穏やかな育児ができそうな1冊。
本日は以上です(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本の紹介②も是非↓