プレ幼稚園の様子を踏まえて、私は動き出すことになる。
やっぱり、しゅうは他の子供とはちがうようだ。
ネットなどで見たことのある、発達障害なのだろうか…。
プレの様子、詳しくはこちらをご覧ください。
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目次
幼稚園の診察に対する姿勢
プレ幼稚園が終わってから、毎回先生に色々な相談をしていたので、
ある日、思い切って聞いてみた。
「色々と気になることが多いので、療育センターに行って、発達障害があるのか診てもらおう思うんですが。どう思われますか?」
先生は、
「確かに気になるところはあるので、お母さんがそう思われるのでしたら、一度行ってみられるのもいいかもしれません。」
と答えた。
先生の方から、相談に行くようにアドバイスするケースもあるようだけど、
この幼稚園は、保護者が言って来るまで待つ方針なのかな?
…ぼんやり、そんなことを考えた。
そしてこの後、療育センターに行くことになる。
その後、幼稚園は療育センターと連携して、しゅうの過ごしやすい環境を考えてくれたから、
このタイミングで診断を受けてよかったと思う。
今思えば、療育センターとの連携に、かなり積極的な園だったのかも。
診断のときの様子はこちらです↓↓↓
幼稚園と療育の連携
療育センターで診察が出た後、初めての療育に行くことになる。
その療育では、私はしゅうの特性や対処法を教えてもらった。
と同時に、
療育の先生が、幼稚園を訪問したり、
気を付けることを幼稚園にアドバイスしてくれた。
療育でのアドバイスをもとに幼稚園にお願いをする
プレでうまくいっていないことを、私が療育で相談し、
療育でのアドバイスをもとに、幼稚園に具体的な方法をお願いすることも多かった。
診断や療育を受けるメリットは、こういうところにもあると思う。
素人である私が、調べたことや気づいたことに基づいてお願いするより、
「主治医の先生が」「療育の先生が」
「○○すると、伝わりやすいと言っていたので。」
「××すると、安心できると言っていたので。」
というお願いをする方が、
幼稚園や学校の先生も納得したり、取り入れてくれやすいと思う。
具体例
しゅうは、まず朝幼稚園に行って、身辺整理ができなかった。
いきなり教室に入って、遊び始める。
プレの先生が「かばんをおさめよう」「上着をかけよう」言っても、
まったく聞こえていないような感じだった。
療育で相談すると、「身辺整理の内容がわかりにくいのだろう。」ということだった。
つまり、「朝のお仕度」と一言で言っても、
その内容は
「上靴を履いて、上靴の袋をしまう」
「手提げ袋をしまう」
「コートを脱いでハンガーにかける」
などのたくさんの動作で構成されている。
さらに、最初の「上靴を…」は、上靴を袋から出して、履いて、袋をたたんで、それをおさめる…みたいな。たくさんの動作から成り立っている。
それらの動作を一括して、口頭で
「上靴をおさめようね。」
と言われていたので、しゅうにはわかりにくかったようだ。
療育の先生のアドバイスを聞いて、それぞれの動作を絵入りで紙に書いて、持っていき、しゅうの棚に貼ってもらった。
こんな感じで少しずつ、しゅうの入園への準備が進んでいく。