療育って、一体何をするの?
子供にとって、何がいいの?
という方へ。
今回は、しゅうの療育センターでの初療育をご紹介します。
<目次>
療育についてのまとめ。こちらの記事もご覧下さい↓↓↓
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基本情報
しゅうの初療育は、療育センターで、幼稚園就園前の子供を対象にしたものだった。
期間は6か月。平日の週一で、9時ごろから14時ごろまで。
子供の人数は8人。先生は4人。
保護者も一緒に参加しなければならなかった。
療育の目的・効果
療育について時々聞かれること。
「療育をすれば発達障害が治りますか?」
主治医からは、答えはNOだと聞いている。
本来持って生まれた特性が治るものではない、とのこと。
それでは、何のために療育をうけるのか?
療育をすれば、子供の社会性がアップする?
療育をすれば、集団行動ができるようになる?
しゅうが受けた最初の療育に限って言えば、これも答えはNOだと思う。
他の長期間の療育では、社会性やコミュニケーション能力をUPさせる目的のものもある。
それでも根本的な特性は変えられないのだけど。
しゅうが受けた初療育は、週一、半年間という短い期間で、子供の特性を改善する効果はあまり期待できなかった。
それよりも保護者に対して、
「その子に合った関わり方」や、
「幼稚園とどう連携していくか、どういう点をお願いするか」を、
伝えることに主眼があるように感じた。
就園前に幼稚園と似た環境を経験しておくという意味はある。
だけど、「子供を改善する」と考えていると、ちょっと違うな?ってことになると思う。
療育の内容
1日のカリキュラムは、だいたいこんな感じでした。
↓↓↓
①教室に入って、身支度
幼稚園や保育園に行った時のように、かばんや上着を棚におさめたり、ノートに出席シールを貼ったり。
②体を大きく使う遊び
体幹を強くしたり、ボディイメージをつかみやすくする遊具を室内に配置。
③お集まり
出席をとったり、歌を歌ったり。
みんなでするゲームなど。
④メインの遊び
外で遊んだり、プール療育、スライム遊び、クッキング、保育園訪問などなど
⑤お弁当
⑥お集まり
プラスα
研修
①~⑤のうち、③~⑤あたりで母子分離になり、母たちは、様々なテーマの研修を受けた。
講師は、医師や言語聴覚士、先輩の保護者など。
この時間が、個人的にはオアシスでした。
先生に預けて、勉強ができる安心感…
本当に幸せなひととき…でした。
悩み相談ノート
保護者は、その週の様子と、お悩み相談のノートを提出できたので、
わからないことだらけだった私は、毎回、書ききれないくらい色々書いていた。
トイレ
それから、ほとんどの子が、まだトイレトレーニングが完了していなかったので、
みんなでトイレに行ったりもした。
保護者同士のつながり
後で知ることになるのだが、実はこの教室、
家の近い人を同じクラスにしてくれていたみたい。
幼稚園を卒業して、小学校で、何人も同じ療育の友達に再会した。
幼稚園との連携
就園に向けて、療育の先生が幼稚園と連携をとってくれたのも、本当に有難かった。
詳しくはこちらをどうぞ↓↓↓
療育の先生は、入園後も、何度か幼稚園に見に来てくれていた。
そんなこんなで、しゅうの初療育は、至れり尽くせりだった。
母は、あまりの居心地の良さに、「もうずっとここにいたい…」と何度も思った。
プレでは一人違う行動をとっていたし、幼稚園入園が本当に不安だったから…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。