IQ130の凸凹君&癌サバイバー母の成長記録

「子供が発達障害みたいだけど、この先どうなっていくの?」「接し方がよくわからなくて…」という方へ。実は意外と身近にいる発達障害の子について。

周りの人にはわかりにくい、発達障害のある子の感覚①~予期せぬ出来事に対する不安~

 

 

今回は、周りの人には、なかなか理解してもらえないこと。

発達障害の子供の頭の中で、何が起こっているのか?

ご理解いただけるきっかけになると、嬉しいです。

 

 

 

「予期せぬ出来事に対する不安」

しゅうの以前のエピソードを例にします。

 

<出来事>

しゅうは電車に乗るために切符を買おうとしています。

お金を落としました。

通りかかった人がお金を拾ってくれました。

 

<しゅうの行動>

①しゅうは、拾ってくれた人に対して、「もう!」と怒ってお金を床になげました。

 

②しゅうは、お金を渡してくれるのを無視して、行ってしましました。

 

③しゅうは、「ありがとうございます。」と言って、お金を受け取りました。

 

①~③どれも、しゅうの実際のエピソードです。

幼児の頃は、実際に①をやっていました(汗)。

②は6~9歳くらい。

③は10歳以降です。

 

①②の頃はもちろん、私が拾ってくださった方にはお詫びをし、しゅうにも注意をします。

(そういう意味で、一人で出歩くことが難しいのです…。)

 

相手の方は「親切でひろってあげているのに。」「しつけがなっていない。」と腹が立たれたことでしょう。

それか、頭の中が「???」だったかもしれません。

 

<しゅうの頭の中>

ただ、しゅう本人の見ている世界は少し違っているのです。

 

(ちなみに親切にしてもらったら、お礼を言うことは知っています。)

 

まず、しゅうは落としたときに、「自分でそのお金を拾うこと」を頭の中で思い描きます。

そこに、急に自分の知らない人がお金を拾う、という行為が入ってくることによって、混乱し、不安になります。

これが健常者にはわかりにくいのですが、発達障害のある人達は、いつも通りの行動だと安定し力が発揮できるのですが、いつもと違うことがおこると不安になったり、パニックを起こしやすいのです

 

そして、しゅうは人の立場に立つことが苦手なので、相手の方が親切心で拾ってくださったことには、思いが至りません

また、相手の気持ちや立場よりも、自分のルールを優先させるという欲求が生まれつき強いのです。

 

そこで、①のようにはじめのうちは、「自分のやろうとしたことがさえぎられた」という混乱や怒りがダイレクトに出てしまします。

①のころには、私が注意しても、なぜ注意されたのか?本当の意味で理解できていなかったと思います。相手の親切心がわからない。そして、不安と混乱で心はいっぱいだったので。

 

あまり強く注意するとパニックになりますし、親としてはこうした子供と周囲の人との調整に一番神経をすり減らしていました。

 

 

②の「…無視して行ってしまう…」ころには、①のような行動はやめたのですが、予期せぬ不安な状況から逃げ出している、という感じでしょうか…。

無視というより、逃げています。

 

 

③までくると、「相手が親切で…」ということもわかってきます。

ですが、それよりも定型的に

「物を拾ってもらったら、お礼を言って受け取らなければならない。」

ということを覚えているので、③の行動に出ているように思います。

臨機応変に…はできないので、適した行動をパターンで覚えて行くのです。

 

 

 

周囲の人は、そういう感覚の子供がいるということを知りませんから、世間の目は厳しいです。

それでも、親などの保護者は、周囲の人に迷惑をかけまいと一生懸命子供をみている人がほとんどです。

(一部例外的な人もいますが…)

 

もし、「なんでこんな言動をするんだろう?」という子供を街で見かけたときには、

 

「どこかおかしいんじゃない?」

「親のしつけが悪い」

という見方だけではなく、

 

「何か事情があるのかもしれないな」

と、思っていただけると、本当に有難いです。

 

 

 

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 よくパニックになっていた頃の記事です。↓↓↓

www.diversity1234567.work

 

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